濱里 玲那 さん
出身地:長崎県五島市
移住元:東京都
移住元:東京都
移住地:城山地区
職 場:ながさき移住サポートセンター
Q1 移住のきっかけは?
元々五島市の出身で、進学のタイミングで東京へ行き、東京で就職しました。東京での仕事も順調で、長崎に帰ってくるイメージはなかったです。
ただ、長崎出身の人と“家族と会える回数”について話をする機会がありました。
両親が50代なので、これから30年間で1年間に1回会ったとして、通算で1か月ちょっと会えるかどうかという話になって、その時に家族の近くに住むのもありかなと考えるようになりました。
ちょうどその頃転職という仕事の変化もあって、これから先の自分について考えるようになりました。
東京から地元に戻ると「都落ち」と思われてしまう場合もありますし、自分自身もそう思ってしまうところがあって、「今帰ったら後悔するかな」「逃げたみたいな気持ちになってしまうかな」と考えていました。
2か月ほど自分ひとりで考える中で、「東京での生活を十分楽しんだのかなぁ」「東京を住む場所じゃなくて、遊びに来る場所にしていいかもしれない」と思えるように自分自身の考えが少し和らいだ感覚があって、長崎に帰ることを決めました。
東京の友人からは、「なんで長崎に帰るの?」と言われることもありましたが、自分ひとりで考える時間があったから、帰ると決めてからは悩んだりしませんでした。自分ひとりで考えた時間も必要だったと感じます。
長崎に帰ることを決めて、どこに移住するか考えた際に、五島はあくまで『故郷』で、休みの時に帰ってリラックスして心や体を休める場所で、働く場所ではないという自分の気持ちがあったので、長崎市への移住を決めました。
Q2 住んでいる地域の魅力
私にとって、長崎市はコンパクトでちょうどいいまちです。
雑貨屋もあるし、大好きなカフェもおもしろいカフェが色々あって、まだまだ知らない場所がたくさんあります。長崎っておもしろいなぁって再発見しているところです。
実際に住んでいる地域は、稲佐山の近くで景色もいいので、写真を撮って東京の友人に送るとうらやましがられます。空が広くて夕日もきれいです。
海も山も川も見える場所で働いているっていうのが今までにない景色で楽しいです。それにまちもある。全部揃っている。五島にもなかった景色です。
Q3 実際に暮らしてみて、今感じていることは?魅力、暮らし方など
食べ物がおいしいことと自然に囲まれていることを実感しています。「やっぱり魚おいしいなぁ」「この野菜は東京だったらもっと高いよなぁ」と感じることが多いです。
仕事の面では、今、移住サポートの仕事をしていますが、色々な理由で長崎に移住してこられる人のサポートをするのがすごく楽しいですし、実際に移住してこられた方から、移住後に連絡がくることがあって、それもうれしくてやりがいを感じています。
長崎に帰ってくる時には、東京の方がよかったなぁという未練があるかもと思っていましたが、あまりありませんでした。
もちろん東京の方がよい部分はあると思いますが、私は帰ってきてよかったと思いますし、東京の出張から帰ってきた時に、「やっぱり長崎が自分の居場所なんだなぁ」と思います。
長崎に帰ってきてもうすぐ一年たちますが、東京での数年よりもすごく濃い一年だったと感じるぐらい充実しています。
今は、仕事もプライベートも、長崎じゃなくてもできることばかりをやって後悔したくないですし、長崎に住んでいるからできること、長崎でしかできないことを楽しみながら生活していきたいと思っています。
Q4 移住を検討されている方へ一言
実際に長崎にきてみないと見えない部分があるので、ぜひ一度来ていただいて、長崎を体験してもらうことが一番いいと思います。
想像通りの部分もあれば、想像と違ういい部分、悪い部分もあると思うので、そこを見て長崎に住みたいなって思っていただけたら、『ながさき移住サポートセンター』や『ながさき移住ウェルカムプラザ』にご相談ください。しっかりサポートしたいと思います。
Q5 地域のオススメスポット
長崎県庁の8階の展望室がおすすめスポットです。
長崎市の海や山や長崎ならではの景色が一望できる気持ちの良いスペースです。ながさき移住サポートセンターに相談にいらっしゃった際には、ぜひ展望室にも寄り道して長崎市の景色を楽しんでいっていただければと思います。